ひび卵検出装置 CEX

たまごにやさしく、そして高精度に。

主な特徴

課題を解決した新開発の検出技術

新開発の「振動解析方式」は、従来の音響解析方式の検出精度を阻んでいた駆動音や雑音などの影響を受けず、高精度で安定した検査を実現します。また、打診音を発生させるための卵殻強打の必要もないので、卵にやさしい理想的な検出技術です。 (特許第5832700号)

詳細

振動解析のしくみ

触覚センサの打診球を卵殻表面で軽く弾ませ、反発力の違いから正常卵とヒビ卵を見分けます。
・ 正常卵では触覚センサの先に付いた打診球が何度もバウンドし、反発振動の振れも長く続きます。
・ ヒビ卵では打診球がほとんどバウンドせず、反発振動の振れも早く収束します。

高感度、 やさしい打診

検査に必要な反発振動は、卵殻表面をわずかに打診するだけで得られるので卵殻への負担はほとんどありません。高感度でしなやかな触覚センサで卵殻周囲をくまなく(20回)打診検査を行い、ヒビを逃しません。

コンパクト、既存のシステムに装着可能

音響解析方式の従来装置と比べ、雑音対策の必要がないので、驚くほどコンパクトになりました。また、制御ボックスも検卵コンベヤ下に収納できますので邪魔になりません。お使いいただいているほとんどの洗卵選別機への装着も可能です。
(一部機種に追加部品、改造が必要な場合があります。)

寸法図

諸元表

型式
CEX-001
判定レベル
0から14の範囲で任意設定
処理能力
38,000卵/時
電気容量
単相 100V 360W